車の整備を自分でやってみた!!
新車からのコンディションを保持するために、私が日常的にやっているメンテナンスについて、毎月・年間・その都度の内容を記事にしてみました。
車の洗車について
洗車の頻度・方法・場所について
定期的には行っておりませんが、最低でも月に1度程度で行っています。
洗車の場所
自宅を新築する際に車の簡易整備を行う計画で、設計して頂きました。
洗車の場所は、戸建てなので玄関前のコンクリートの上で行っていますが、カーポートの下で行っています。
理由は、水滴がレンズ代わりになって、ボディーに焼き付く事を予防するためです。
洗車中に水滴をできるだけ、早期に拭き上げるように心がけていますが、夏期などは、あっという間に乾燥するので、注意しています。
洗車の方法
タイヤ・ホイールの洗浄
まず、1輪ずつホイールに水をかけて、中性洗剤でタイヤとホイール全体を洗います。
リムの部分はシュワラスターのホイール専用ブラシで洗います。
その後、速やかに水で洗い流します。
ボディーの洗浄
①水洗浄
ボディー全体に水をたっぷりをかけて、砂埃等を洗い流します。
この時事前にワイパーブレードを立てておき、ドアミラーは開いたままです。
②中性洗剤洗浄
濡れたボディーにマイクロファイバークロス(市販のもの)でシュワラスターの洗剤を溶かした洗車バケツの水を泡をたっぷりと手に取って、優しくボディーを撫でるように洗ってゆきます。
洗う場所の順番は、ルーフ・リヤボディー・ボンネット・フロントグリル・サイドボディーとなります。
③水洗浄
中性洗剤をたっぷりの水で洗い流します。
この時、ルーフから排水経路を水で流しています。
具体的には、ルーフからクオーターピラーの排水溝に沿って、Aピラーから排水溝に沿って流します。
ボディーの下部(ドアの下半分)には特にしっかりと水を流します。
④ブロアによる水滴除去
ブロアでルーフから水滴を吹き飛ばし、③の排水溝に沿ってブロアを動かして行きます
リヤのエンブレム周辺、モール周辺、ナンバー等周辺までブロアを吹いて行きます
ボンネットにインタークーラーのダクトがありますので、その辺もまんべんなく吹きます
フロントグリル周辺・ヘッドライト・フォグランプ・LEDライナー・ナンバープレート周辺にある水滴を吹きます。
ボンネットを開き、水滴を切ります。
ドアを開けて、ヒンジやストライカー及びドア下部や周辺をブロアをかけます。
4枚のドアとバックドア及び給油口の外口を開きブロアで吹きます。
バックドアもヒンジの周辺とクッションゴムの内部までブロアします。
⑤拭き上げ
マイクロファイバークロスで、フロントガラスとリヤガラスを先に拭き上げて行きます。
これは、油膜やウロコを出来るだけ、付着させないためです。
油膜やウロコ除去は、その都度行っておりますので、洗車の時は水滴拭き上げして、エタノールと精製水で調合した水を別のマイクロファイバークロスで拭きます。
ルーフ・リヤ・ボンネット・フロントグリル・サイドボディ・ドア周辺を拭き上げて完成です。
エンジンルーム内の水滴も拭き上げ、ストラットタワーのゴム周辺も拭き上げます。
⑥ワックスがけ
ワックスがけは、洗車3回に1回程度で行っています。
使用ワックスは、シュワラスターのマンハッタン・ゴールドをシュワラスター専用クロスで伸ばしてからマイクロファイバークロスで拭き上げます。
ボディーコーティングについて
新車時にディーラーでのコーティングは、注文しておりません。
理由は、ディーラーコーティングは、クオリティが低く、コスパも合わないからです。
私は、新車納車は晴天の日に行い、納車日に速やかにコーティングを行います。
以下、その方法について記事にします。
ボディーコーティングの方法について
新車時にボディーコーティングするのは、気が引ける気がしないでもありませんが、行っていないと後で後悔します。
洗車
私のやり方は、まず何はともあれ洗車です。普通にシュワラスターの洗剤で洗車です。
ワックス剥がし
次に仕上用コンパウンド(モノタロウもの)をダブルアクションポリッシャー(プロスタッフ)で
ボディ全体のワックスを剥がします。新車だからコンパウンドは不要だと思われるかも知れませんが
納車時にはワックスを塗ってあるはずです。
納車前のモータープールにおいて、ボンネット・ルーフ・トランクの部分には、塗装を保護するケミカルが塗布されてあり、納車確定時にそれを各メーカーの拠点に納整センターと言うものがあり、
そこでオプション装備取付と同時にケミカルを剥いでます。ワックスはディーラーでやっている場合もあります。
そのためにコンパウンドで剥ぐ必要があると思っています。別に剥がなくても、直接コーティングしても問題はありませんが、出来栄えが全然違ってきます。
2回目の洗車
それから、そのコンパウンドを落とすために、もう1度洗車します。この時はコーティング前の処理用のケミカル使用しても問題はありませんが、経験上、その必要はありませんと言うか、コンパウンドは、油脂成分が少ないものを使用するので、シュワラスターの洗剤でも十分ですが、気になるのであれば、キッチン用の洗剤でも問題はありません。洗車完了後、概ね拭き上げます。
コーティング施行
コーティング剤を各パネル単位で、塗布します。
コーティング剤には、撥水タイプ・親水タイプがあります。
本来のコーティング剤には撥水成分がないのですが、施工した際に見栄えがよくなるように
撥水成分が含まれていると言う事です。
私はギガクリスタルMK10Hを施行しました、コーティング剤が固まるのに、5日程度必要だったので犠牲被膜をクリスタルプロセスSI-700をコーティング剤施工後、2時間程度して行いました。
結論から申し上げると、費用は10000円程度で、コーティングできましたので、相当に安価だと思います。ディーラーでコーティングしたら、120000円と言われました。
バッテリー管理について
あまり知られていない情報ですが、バッテリーと言うのは、満充電付近で使用する方がバッテリーの寿命をのばします。
バッテリーなんて、車両が走行する事で充電するので、それで充分だと言うご意見もありそうですが、車のオルタネーターで充電する容量は、補充電程度だと言う事です。
つまり、ECUの判断で走行に支障がない最低限度充電する事をプログラムされています。
それは、安全とオルタネーター等への負担を考慮するためです。
しかし、それではバッテリーへの負担は避けて通れません。
充電器で1月~3月に充電をすることで、その問題はクリアできます。
この事実は、パナソニックもバッテリー充電器メーカーも同じ見解です。
わかり易く、解説すると、満充電の状態ではバッテリー内部の電極は、人間に例えると背筋が伸びていて姿勢が良い状態ですが、充電不足になると背筋が猫背になっている状態であると言うことです。
バッテリー充電器は、Amazon等で販売されているもので充分ですが、トリクル充電や過充電保護機能が付いているものが安全です。
タイヤ交換時のメンテナンス
冬季になる概ね11~12月にスタッドレスタイヤに交換し、春になる4月頃にサマータイヤに交換します。
その際に、私の場合は、センタージャッキアップしますので、当然、リジットジャッキ(通称ウマ)を設置しています。前輪だけ、後輪だけという方法でやっています。
この時に、折角タイヤを外すので、ハブの周りを清掃します。手順は下記の要領でやります。
①ハブの部分に錆がある場合は、真鍮ブラシで磨いて落とします。
②パーツクリーナーでハブ全体を清掃します。ひどい場合は錆止め等を行いますが、毎年やっていますので、状態は良いです。
③ハブボルトのネジ山を真鍮ブラシで磨いて、ネジ山のゴミ等を除去します。ネジ山の状態によっては、ネジ山を清掃するネジ山修正機で軽く清掃しますが、ほとんど必要ありません。
④ハブボルトにショップタオルをあてがい、パーツクリーナーでしっかり洗い流して、ネジ山の汚れを落とします。
⑤ドライブシャフトブーツ、キャリパーブーツ、ラックエンドブーツ、ブレーキホース、ステアリングブーツ、スタビライザーブーツ等のゴム部分には、ラバープロテクタントをスプレーしておきます。
このような作業を冬と春にやっています。
オイル交換
オイル交換は、原則として5,000キロに1回程度、オイルエレメントは2回に1回の交換です。
オイル交換作業は、スバルのディーラーにて点検パックでお願いしています。
使用オイルは、スバル純正ではなくて、モチュールの5w30を毎回使用しています。
VM4レヴォーグの指定オイル粘度は、0W20ですが、水平対向エンジンは、あまり粘度が柔らかいとオイル滲みが生じやすい傾向にあるようです。
スバルの水平対向エンジンには、若干角度がオイルパン側にあるので、オイルパンへオイルは戻るのですが、直列・V型等と比較するとシリンダーに残っているので、それが心配で固めのオイルを使用しております。
youtubeで、モチュールの営業部長が語っておりましたが、これはポルシェのオーナーの動画にての話でしたが、水平対向エンジンは固めのオイルの方が望ましいと言及されておられました。
理由は忘れましたが、その1つに水平対向の構造と関係があると思いました。
車検入庫
車検もスバルのディーラーでお願いしております。理由は、スバルの水平対向エンジンを知り尽くしており、毎日接しているので、劣化しやすいポイントを知っているからです。
私が入庫している店舗には、以前にWRCに全国にスバルディーラーの代表の1人として、参戦された優秀なスタッフがおられますので、信頼しています。社運を賭けた世界の強豪たちとの戦いに参加した経験上、整備を知り尽くしているはずです。
他には、万が一の場合でも、保証ができる財務体質があるからです。ディーラー車検はコスパが悪いと言うのが一般的な声ですが、本当にそうでしょうか?
民間の整備工場は、私が知っている限り、ディーラーのような設備が専用工具を所有しておらず、整備にあたっているメカニックも整備士のライセンスを所有していない方も多いですね。
命を預ける大切にしている車両なので、資格のない者に触らせたくありませんよ。
そのあたりは私はシビアに見てます。